温泉につかり、キリンのラガービールを胃袋にそそぎなら今日はご満悦でした。

来てすぐ撮れば良かったのですが、携帯にカメラ有りを忘れておりまして、2~3口目にパチリ。

katuoaburi.jpg"しょう油ネーズ"と"コチュジャン"のタレ、どちらも炙ってさらに、タレをつけ食べてみました。

少し炙ったカツオに味がしみてさらに、うまさが増しました。

aburi.jpg薬味を入れたお茶漬けにも満足。しょう油ダレが特にお茶漬けにあいました。


うだるような熱い毎日、

近海マグロを使ったマグロ南蛮(写真左下)のまろやかな食感と、

サラダドレッシングの甘すっぱさがマッチしていて食欲をさそいました。

もちろん、魚のアラ汁は、くさみもなく上品な味わいでした。

きみにいつから愛を感じるようになったのだろうか。

寒い夜のことだったろうか。

熱いスープときみへのまろやかな口づけ。うぅ~ン、トレビアン。

絡まる舌のザラザラ感は、ノラ吉さんのきみへの愛の深さを感じさせられる。

 

ノラ吉は近頃、きみにはまっている。

 

焼いた外洋のカツオに半熟の黄身を絡めて食べてみる。

舌に感じる滑らかな食感とまろやかな味わい。

こりゃ、半熟の黄身を愛さずにはいられない。

 

茹で上がった丸まるとした黄身の固まりとカニカマ、それに、少しのお塩。

カライと思った後に、黄身のふんわり感とカニカマの味わい。

一度といわず、二度三度、いや、ずっとこれからも愛さずにはいられない。

 

いりこだしの効いた味噌汁に冷や飯を入れ、固ゆでの黄身を添える。

その黄身をアングリと食べちゃう。固くちぎれたいりこが歯と歯の隙間を通っていく。

微妙な魚臭さが黄身のまろやかさで消えていく。 

これが、古くから愛されるご飯にいりこだしのみそ汁を掛けた猫飯。

固ゆでの黄身が愛くるしく、いとおしい。


黄身を愛し始め、黄身を想うが、ノラ吉さんには、料理を作る術がない。

猫なで声でニャァ~ゴ、ニャァ~ゴというか、シッポを振るしかない。

しかし、旦那さんには、声の意味が分からない。


おぉ、よしよし、何か食べたいのかな。ほら、鰹節。

旦那さん、黄身、黄身ですよぉ~。

 

「やっ、君か。しっ!」

ノラ吉に向かって、旦那さんの妻が足をあげた。

 

きみはさらに遠くなり、狂おしく愛がましていく。

お湯割り

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猫族の格之進は、貴族に仕える実直な執事である。

彼は、本格焼酎と使用人の管理を行っている。

 

その彼がオススメする本格焼酎のおいしい飲み方。

 

一押しのオススメは、お湯割りである。

心底、焼酎を味わえるという。

 

コクも香りも旨みも失わず飲めるので、

夏場でもロックを避けて、お湯割りと決め込んでいる。

 

格之進が言うには、本格焼酎を飲むからには

お湯割り派が「通」で、

水割り派が「ごま擦り」、

ロック派が「アラ不応」であると言う。

 

そして、お湯の比率は、禄:ヨンがうまいという。

(格之進の給与(禄)はトップの6分の4までに上がっていた)

焼酎6に対しお湯4であると言う。
 

癖のあること

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幻と言われる焼酎は、癖があるということもなく、変わっているということもないようだ。

ただ、飲みやすく、おいしい。

一般の焼酎と多少の違いはあるのだろうが、甚だしく癖があるとは言い難い。

癖がありすぎると幻の焼酎(プレミアが付く)にはなれないのかもしれない。

 

地元で古くから人気のある芋くさい焼酎がある。これは、確かに癖がある。

しかし幻の焼酎というほどプレミアが付いているとは言い難く、

地元のそのまた地元の限られたお客さんに愛飲されている程である。

 

飲み助がいる。

彼は、癖のある男であり、自分の世界から抜け出すこともなく、

自分の世界に浸っている。

だが、おもしろく味のある男である。

 

ただ欠点は、癖がありすぎて、たまに合うには良いが、

いつもとなると首をかしげる。この人にはたまに会うのがよい。

 

癖は、人も焼酎も多過ぎず、少な過ぎず、いい塩梅が良い。

ノラ吉さんの宵

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勤勉な猫労働者諸君。人生は楽しむものだ。

ネオンの輝く裏道に”又旅”という夢のようにうっとりする

香(かぐわ)しいカラオケスナックがあるということを、皆さんはご存じでしょうか。

ここが、ノラ吉さんの行きつけである。


ノラ吉さんは、宵のうちになると又旅に出勤する。

カウンター越しにマスターに一礼し、いつものと言って、冷や奴に鰹節を入れたつまみを待つ。

ノラ吉さんは、それをつつきながら、馴染み客の歌を聴くのが楽しみである。

(皆川おさむ)

君はかわいい ぼくの黒ネコ

赤いリボンが よくにあうよ

だけどときどき 牙を出して

ぼくの首を傷つける(吸血猫か~)
 

黒ネコのタンゴ タンゴ タンゴ………。

いつ聞いてもしびれる歌だぜぇ~。

今日もこの歌で飲みのぺースが早くなる。うまい酒だ。

 

小一時間もすると目がうつろになり、ノラ吉さんも歌い出す。

(ビリーバンバン)

いつか風が 散らした粉も

鼻をかすめ  フラフラするよ

マタタビに恋してる いままでよりも深く

まだ足りず恋こがれてる 心から (覚醒剤中毒かぁ~)


「ノラ吉さん、又旅はいいねぇ~。」

旦那さんが焼酎を片手にうれしそうにいった。
 

男の飲み方。それも労働者の愛する飲み方。


労働者諸君、ストレスがたまったらこんな日も言いもんだ。


次の朝、いつもながら頭のグわぁんグわぁんとしたことは疑いの無いことである。

日本酒ハイボール

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highball.jpg

 酒のハイボールを飲んでみた。軽い度数(8%)なのに日本酒の味わいがしっかり残っていて、飲みやすい。いつもは倍の度数(15~16%)なので、ちょっと物足りなさもあるが、日本酒独特のゆったりとした趣での飲酒が十分に味わえる。

 静かに、グイッとのど越しとしゃれてみる。やはり日本人、この夏、ウイスキーやビールもいいが、日本酒でシュワッとである。

 

 炭酸といえば父がソーダ割で特においしいといっていたのが、イタリアの酒「カンパリ」。鮮やかな透き通った赤い色と薬のような苦い味わいのお酒である。

 炭酸と氷を加え、グイッと飲む。口の中がさっぱりとし、慣れれば苦みと合ってグイグイといってしまう。
 

 このカンパリの思い出は、父が我が家に最初にカンパリを紹介したようなことを言っていたが、本当は兄であったということ。 

 25~6年前、カンパリはなかなか地元にはなかった。やはり、都会から舶来の品は入ってきたようだ。

 

 父と言えば、キャビアだと言ってちっちゃい粒の黄色の卵を食べさせたくれたことがある。

 食べたことのなかったせいか、本物と思って食べていた。でも、聞けば値段が安い、併せて、キャビアが黄色ときている。

それで、疑いの気持ちが湧いた。案の定、ラベルを見ると名称はトビウオの卵だった。

 いま思えば分かっていたのだろうか、それともからかっていたのだろうか。おもしろい一面を持った父親だった。

日南飫肥杉デザイン会

「ふるさと宮崎を元気にしたい」と私たちも出店しています。

ぜひ宮崎市にお越しの際は宮崎山形屋に足を運んでください。

gannbaroumiyazaki.jpg

インテリア商品に小物など商品が増えてきております。

新館5階催事場にてお待ちしております。

 

【初企画】


がんばろう宮崎!ふるさと宮崎味自慢/腕自慢
 

8月12日(木)~16日(月)

 午前10時~午後8時

(※16日、飫肥杉デザイン会は午後5時までです。)


宮崎山形屋新館5階催場
 

追伸:茸蔵さんも出店されておりました。

とってもおいしい椎茸です。

gannbarou2.jpg

 

木のぬくもりと香りのするおしゃれなインテリア家具や

小物商品はいかがですか?

稲刈り

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今年は8月の始めに稲刈りのピークを迎えた。
 

ただ、いつもより稲刈りが一週間も遅かったようだ。

昔ながらの天日干し、木にぶら下げると、おいしさが穂先の米粒に集まってくるそうだ。

うまい新米コシヒカリは、手にちょっと塩をつけておにぎりにする。

ほっかほっかの新米は、香りとつやを確かめながら口に運んで食べる。

この味わい、毎年のことだが、贅沢なおかずなんていらない。

付け加えるが、食べすぎて塩で高血圧になるといけないので、

おかずと一緒にをオススメする。

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稲ワラを丸め飼料にするのでしょうか。まるで、北海道のようです。

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月日の経つのは早いもので、もう8月も第2週。あっという間に、盆も過ぎ9月になっていく。

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左側の畑は、串間市大束の芋畑。もうすぐおいしいさつまいもが取れる。

ほっかほっかであま~い赤芋はいかがですか。

猫ぞりレース

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ピシィッ、いつもながらに肉にまで食い込むムチの痛さだ。
うっすらと肌にしたたる血が地面に落ちていく。
痛いんだよぉ!ニャ~ゴ!


平成30年、田舎町を舞台に猫ぞりレースが始まった。
ここ九州南部地方も例外ではなく、国の政策に左右されていく。
地方分権とはいったものの税の大半は国に集中し、地方任せのほったらかし内閣だった。
 

当然、物資は乏しく、どうしても地方は貧しかった。

そんな中、地主議員の政策は、地方の活性化とシルバー運動機能向上政策(別名猫捨て山政策とも呼ばれている)と聞こえはいいが、公認の猫ぞりレース。
9歳(約50歳)を過ぎた老猫がそりに首をつながれ、隠れポイントごとにチュウ太郎を射止め、ゴールを目指す。本音は、賭け事で税収を増やすことと、老猫の間引き。

前方に、チュー太郎、右みぎ30m!そりに乗ったトム議員の声が10匹の老猫に向かって発せられる。
その時、先頭を走っている左を目指した老ノラ吉にムチが浴びせられた。ビシッ!イタイニャァ!

左のめざし魚(うお)に目がいった。自然に体が反射しその結果、肉に食い込むムチ。

ノラ吉はトム議員が嫌いだ。

あいつらは、何もせず、ムチをくれやがる。ソリ上のトムを睨みつけた。
生まれが違うんだ。そう、生まれが。

8年前の平成22年、老猫の100歳以上が75匹も安否不明になった。
三毛猫ジャポン国にしては、あり得ない珍事だった。
拉致か、それとも神隠しか、それとも、猫薬の珍薬用に殺されたか、様々な議論が交わされた。珍薬には、雄猫の方が良いそうだ。だから、不明の4分の3は、雄猫である。

そんな中、年金が受給されていたことが問題となり、また、食糧不足も相まって、社会実験猫ぞりレースが南九州のこの地域で実施されるようになった。
一石2鳥、老いることを忘れている若い世代の猫と血統ある猫貴族が賛成票を投じた。

老齢化は少しずつ解消し、現在に至る。それは、レースの最中、心筋梗塞、脳溢血、熱中症、むちで打たれ失血症と様々な原因で急死するからに他ならない。

平成25年度、老猫医療制度は打ち切られ、どうせならレースの方で死んだ方がまし、そんな風潮になってしまったこともレースが続いている原因だ。

もう誰もが、不思議に思わなくなった。

4歳のトム(人間で約32歳)よ、あんたも後5年もすれば……。走りながら、ノラ吉は思った。

アンときゃ、若かった。……”ノラ吉は、ルイスが好きだった”
気づいた時は猫レース。
死にものぐるいで走っても、いつか、地面にひれ伏して、
土を食わされる……。
走る力もなくなって、腕の力で進んでも、
ムチが飛んできて、またも土を食わされる。

ノラ吉父さんの気持ちも貴族のトムには判っている。
妻の父ちゃんだから。
でも、鈍くさい家系はトムには、不要。
でないと、トムもまた、老いると、レースに出ないといけなくなる。


血統は、この猫社会で大切にしなくてはならない重要なことだ。
妻も私の子も……そう、トムは思った。

ノラ吉父さん仕方ないけど、今日まででっせ。


ノラ吉は歯を食いしばって走り続けていた。
帰ったら、今日も、おいしいめざし魚が待っている。

ニャーゴ!

もうこんな時間か?

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「もうこんな時間か。遅くなった。……誰もいやしめぇ。」
「いるわけはないか。……楽な会社だ」
夜の闇が明ける午前5時30分、ノラ吉はつぶやいた。
午後8時から出勤の長い夜が今日も明ける。
ノラ吉の勤める会社は旦那さんの爪研ぎ技術で伸びてきた会社だ。
だから、旦那さんのことばに社員は戦々恐々とし、軽いことばにも絶対服従である。
もちろんそんなわけだから典型的なニャンニャン会社だ。
だが、爪研ぎの客が減っている。
そんなわけで、早く帰れと命令が出た。
しかし、早く帰る道を味わうと、みんなそれで飯が食えると思ってしまう。
旦那さんは、全てを語らない。

同僚は疑問・失敗は言わない。言えばどうしたのかと言われる。言わない方が安全だ。
そんな風潮がいつしか、社内を飲み込んでいる。
でも、いつか何かがやってくる。実際、ネズミの害もせまっている。
俺は言ったんだから、そんときゃ、知んねぇ。でも、俺は文無しになってしまう。
だから、俺は俺は、
俺のように、軒の下から、家の中からもネズミの一匹も取ってこねぇとそのうち食えなくなると言っている。
あいつらは、残業はダメだと言われたからといって、安穏として、
もう、今どき、家族ぐるみで柔らかペットフードをつつきながら、
ペット用チュウハイボールを飲んでいる。


もうこんな時間か、時計は午前5時を回ってしまった。
どこかで、おん鳥が雄叫びをあげている。
コリャケッコーとうまそうな鳴き声につい、つい、ゴロニャンとのどを鳴らした。
俺も、明らかにちっぽけな一匹の野良猫。
歯車にもなりそうにない存在かもしれない。

会社に戻ってみると、誰一人いない。
口では偉そうなことを言うが、大企業並みに楽なもんだ。そう、ノラ吉は思った。
国が管理している好適企業より、グッと楽である。
むろん、駄賃が低いから、そこそこやるんだと先輩のドラさんは言っている。
でも、いつか首という何かがやってくる。
俺様かもしんねぇ。
大半の猫生なんていつもビクビクしてつまらんねぇ。
そう、定年間際に感じている。

 

もうこんな時間か、時計は午前4時30分。
今日は成果なく、早めの帰社だ。
見ると……
あっという間にノラ仲間は消えていく。そして旦那さんも。

シーンとした社内を見ながら、つぶやきシロー。

山の彼方の空遠く 幸い住むと人のいう。
ああ、われひとと尋(と)めゆきて、涙さしぐみかえりきぬ。
山のあなたになお遠く幸い住むとひとの言う。

幸いなんて、願ってばかりではなかなか手にできねぇもんでさぁ。

近くに有るのかもしんねぇが。無いのかもしんねぇ。

一匹の努力では、一匹分。

ちっぽけな一匹分の夢は、一匹分。

今の爪研ぎ稼業、明日の姿が見えなきゃ……。


しかし、
がんばっているのはあんた一人じゃありません。
と蔭から、仲間もどきの声が聞こえてくる。

で、言い返す。
何もしねぇよりましだろう。考えているだけじゃはじまんねぇ。
 

プロフィール

店長

文章は苦手ですが、「心においしい」をテーマに、気ままに語ってみます。ゆっくりのんびりのぞいて下さい。

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